日本海岸林学会

Japanese Society of Coastal Forest

各地の海岸林

山形県

山形県

庄内砂丘林

場所: 山形県遊佐町,酒田市,鶴岡市
全長: 約33km
面積: 国有林と民有林の合計2246ha
保安林区分: 飛砂防備保安林,潮害防備保安林,防風保安林,保健保安林林
主要構成樹種: クロマツ
特徴:

遊佐町西浜から鶴岡市湯野浜まで広がっており、その途中には月光川、日向川、最上川及び赤川の4つの河川が砂丘地を横切って日本海に流入している。また、遊佐町十里塚、青塚(服部興野を含む)、白木、酒田市宮野浦、十里塚、浜中及び鶴岡市湯野浜の各集落が点在している。海岸砂丘地を汀線と直角の横断方向で見ると、汀線から続く砂浜があり、その内陸側に防浪砂堤、さらにその内陸側にはクロマツ林に至るまでの間に草地が広がっている。高度経済成長期以降は、生活様式と管理意識の変化から手入れ不足が顕著化している。

写真:庄内海岸林(提供者:林田光祐氏)
写真:庄内海岸鳥瞰(提供者:林田光祐氏)
参考文献: