各地の海岸林
千葉県
九十九里
場所: | 千葉県旭市,匝瑳市,横芝光町,山武市,九十九里町,大綱白里町,白子町,長生村,一宮町 |
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全長: | 約50km |
面積: | 約640ha |
保安林区分: | 飛砂防備保安林,潮害防備保安林,保健保安林 |
主要構成樹種: | クロマツ,トベラ,マサキ |
特徴: | 房総半島の東側(外房)に位置し、北は旭市から南は一宮町にいたる9市町村にまたがる九十九里浜に沿って続く長さ約50㎞のマツ林で、飛砂や潮風の害を防ぐため古くからクロマツが植栽されてきた全国有数の海岸砂地である。山武市の蓮沼海岸林には、5㎞におよぶ遊歩道が整備されおり、潮騒や鳥のさえずりを聞きながら2時間ほどの森林浴を楽しむことができる。造林が着手・拡大されたのは終戦後で、九十九里のクロマツ林面積は順調に拡大したが、平成20年頃から松くい虫の被害が増加し、現在は一時期に比べて海岸林が極めて少なくなっている。 |
参考文献: |
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