日本海岸林学会

Japanese Society of Coastal Forest

各地の海岸林

秋田県

秋田県

風の松原

場所: 秋田県能代市能代町字後谷地
全長: 14km
面積: 760ha
保安林区分: 飛砂防備保安林,保健保安林,潮害防備保安林
主要構成樹種: クロマツ
特徴:

「風の松原」は秋田県の北西部に位置し、日本海に沿って南北14㎞、最大奥行き1.2㎞と日本最大の規模を誇る松林です。中心部は国有林で、最も高齢な林分は150年をこえて落葉広葉樹と混交しています。ランニングコースや散歩道、広場等が能代市により整備され、多くの市民に日常的に利用されています。「風の松原」という愛称は公募によるもので、昭和62(1987)年から呼ばれるようになりました。マツノザイセンチュウの被害が確認されており、被害にあったクロマツの伐採や薬剤散布等が行われています。

写真:秋田県風の松原(提供者:田村浩喜氏)
写真:秋田県風の松原(提供者:田村浩喜氏)
写真:秋田県風の松原(提供者:田村浩喜氏)
参考文献: