日本海岸林学会

Japanese Society of Coastal Forest

用語名 摩擦速度
よみがな まさつそくど
定義 風が砂表面に作用する場合、風は剪断力とし働くが、その際砂表面の粒子間では剪断応力を生じる。剪断応力がある限界値を超えると剪断力に抗しきれなくなり、飛砂が生じることになる。
よってこの剪断力を知ることが重要であり、これは一般には風速の高さ方向の分布から求められる摩擦速度が用いられ、これと飛砂の諸量との関係が示されている。
参考文献 村井宏,石川政幸,遠藤治郎,只木良也(1992):日本の海岸林 : 多面的な環境機能とその活用,ソフトサイエンス社,P.267,269,270