用語名 | 飛砂防止工法 |
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よみがな | ひさぼうしこうほう |
定義 | 飛砂防止のための方法であり、飛砂の限界速度は飛砂の発生に関わることから、飛砂の発生を防止するには対象地の砂の粒経や水分量によって得られる飛砂限界速度以下に風速を減じることが重要であるとされる。
また対象砂の含有水分量を増やすことで飛砂限界を高めて飛砂を防止する。これらのことから飛砂の発生を防止し、飛砂量を減じるための工法が有すべき条件は、風速を低下させうること・砂表層の含有水分量の低下を防ぐこと・飛砂粒子の移動を遮断し、あるいは補足することとなり、なおかつ上記3条件を時間的に長くしかも不断に発揮することである。 |
参考文献 | 村井宏,石川政幸,遠藤治郎,只木良也(1992):日本の海岸林 : 多面的な環境機能とその活用,ソフトサイエンス社,PP.275-276 |