日本海岸林学会

Japanese Society of Coastal Forest

用語名 防風林
よみがな ぼうふうりん
定義 防風林は、内陸防風林と海岸防風林に大別される。防風林による防風効果の及ぶ範囲は、風上では樹高の6~10倍、風下側に対しては25~30倍とも言われる。
防風機能を持つ樹種としては、深根性で幹や枝が丈夫で枝葉が多い常緑樹が多く用いられるが、落葉樹は冬の防風効果が夏の20%程度に減少と言われている。
防風用樹種としては、針葉樹ではクロマツ・スギ、広葉樹はカシ類、シイ、イヌマキ、クス、タブ、ツバキ、ケヤキが多く用いられている。
参考文献 椹木亨(1999):環境圏の新しい海岸工学,株式会社フジ・テクノシステム,PP.1204-1205