日本海岸林学会

Japanese Society of Coastal Forest

用語名 堆砂垣(工)
よみがな たいさがき
定義 砂の移動の激しい砂地に通風性のある竹垣で堆砂垣を設け、風で運ばれる砂を垣の前後に堆積させる。通風率は50%前後が適当で通風率が小さすぎると堆砂垣の背後が侵食される。
砂丘頂に凹凸があると風の乱れが起こり風が凹所に集中し、その背後に風食あるいは異常堆砂が起こり安定しないため、砂丘頂は必ず水平になるように施士する。
参考文献 村井宏,石川政幸,遠藤治郎,只木良也(1992):日本の海岸林 : 多面的な環境機能とその活用,ソフトサイエンス社,P.380