日本海岸林学会

Japanese Society of Coastal Forest

用語名 土堤(防)
よみがな どてい
定義 土提とは、土を小高くもって作られた水や風を防ぐ堤防や城の周りに敵の侵入を防ぐために設けた土の堤ことをいい、一般的には土手(どて)などといわれる。地図では、高さが3m以上で、上の幅が5mよりせまくて、長さが75m以上のものをあらわしている。土堤防は一般に工費が比較的低い事、構造物としての劣化現象が起きにくい事、嵩上げ、拡幅、補修といった工事が容易であること、基礎地盤と一体となってなじみやすい事等の優れた点を持っている反面、長時間の浸透水により郷土が低下すること、流水により洗掘されやすいこと、越流に対して弱いこと等の欠点も有している。
参考文献 [1]国土地理院:http://www.gsi.go.jp/KIDS/map-sign-tizukigou-h07-02-06dotei.htm,2016.11.20 閲覧
[2]国土交通省九州地方整備局:
http://www.qsr.mlit.go.jp/s_top/h22doboku/kasen/2-02.pdf#search='%E5%9C%9F%E5%A0%A4%E9%98%B2',2016.11.20 閲覧