日本海岸林学会

Japanese Society of Coastal Forest

用語名 松根油
よみがな しょうこんゆ
定義 マツ属植物の根や枝を乾留して得られる油。20~30年以上の伐採の際に残った根株(肥松)に特に含量が多い。
戦時中、飛行機を飛ばすガソリンの代用燃料として目をつけられたがあまり大規模な実用化はされなかった。
戦後使用は激減したが、テレピン油、パインオイル、選鉱用、塗装用、薬用と広範囲で利用される。
参考文献 高嶋雄三郎(1975):松 : ものと人間の文化史16,法政大学出版局,P.130