用語名 | 植栽本数 |
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よみがな | しょくさいほんすう |
定義 | 植栽するクロマツの本数は、通常10,000本/haが実施されてきた。通常の造林に比べて3~4倍に相当する、極端な密植である。
密植を採用する理由は、早期に欝閉させて砂地を樹木で覆いたいこと、密植した方が海風に対して、植栽木が相互に守り合うことができるからである。密植した方が初期の成長状況が良いとされている。 一方、密植するほど、早い段階からの本数調整が必要になる。現在では、その費用と手間を省くために、海側にすでに林帯が成立しているなど、環境条件が良い場所では5,000~8,000本/haの植栽もおこなわれるようになった。 |
参考文献 | 佐々木寧,田中規夫,坂本知己(2013):津波と海岸林 : バイオシールドの減災効果,共立出版,P.144 |