Japanese Society of Coastal Forest
| 用語名 | 海浜植生 |
|---|---|
| よみがな | かいひんしょくせい |
| 定義 | 汀線側から陸域側まで帯状構造をなしている。海浜植生のうち、砂草帯に当たる部分では、砂草の草丈や根茎の形状や砂の移動状態の違いなどから、不安定帯・半安定帯・安定帯に区分され、それぞれ特徴的な砂草類が生息している。安定帯では、ハマナス・ハマゴウ・ハイネズなど、海岸域に特徴的な地這性の低木類が生息している。安定帯のさらに後には、樹高数メートル以上になる低木類が発達、場所によっては海岸からの強い風によって風衝型の樹形を呈している。 |
| 参考文献 | 佐々木寧，田中規夫，坂本知己（2013）：津波と海岸林 : バイオシールドの減災効果，共立出版，P.8 |