用語名 | 海岸砂地植林事業 |
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よみがな | かいがんさちしょくりんじぎょう |
定義 | 植林は江戸時代から明治・大正と続けられてきたが、条件の厳しい前線部では、なお不毛の砂地が広がっていた。困窮した地元では、海岸付近の民有林を国に寄付し、昭和26(1951)年から国営の海岸砂地造林事業が開始された。植林には、大勢の地元の人が雇用され、ワラやヨシなど、地元で得られる資材をフルに活用した植栽工法をとることによって、戦後の復興事業の役目を果たした。 |
参考文献 | 中島勇喜,岡田穣編著 (2011):海岸林との共生,山形大学出版会,P.105 |