日本海岸林学会

Japanese Society of Coastal Forest

名前 陰樹
よみがな いんじゅ
説明 陽樹(型)(intoleranttree)の反対語。陽樹に比べて葉の光合成における光補償点が低く、弱い光強度下での光合成能率が高い。同時に光飽和点が低く強い光強度下では光合成速度が低下する。強い陰樹の下で生息を続けることができる能力(耐陰性)の高い樹種をいう。 わが国での陰樹の代表的なものとしては常緑針葉樹ではモミ、シラベ、トドマツ、ヒノキ、アスナロ、アカエゾマツ、広葉樹ではタブ、シイ、ブナなどがある。
説明出典 日本緑化工学会編(1990):緑化技術用語事典,山海堂,P.10