日本海岸林学会

Japanese Society of Coastal Forest

名前 塩素付着量
よみがな えんそふちゃくりょう
説明 潮風が運んでくる塩分と植物の関係を調べるために計測される。既往の研究では,潮風の影響下に生育する樹木または実験的に塩分を葉に付着させた樹木の葉を採取し葉の表面に付着している塩分を洗い落として計測する。           
潮風に対して耐性の高い樹種ほど塩素の付着量は多くなる傾向がある。すなわち,潮風に対して耐性の高い樹種ほど葉に付着した塩素が葉内に浸入しづらいことを意味すると考えられる。
説明出典 倉内一二(1956):塩風害と海岸林,日本生態学会誌,5(3),PP.123-127