名前 | 貞山堀 |
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よみがな | ていざんぼり |
説明 | 貞山堀とは塩釜湾~阿武隈川河口付近を結ぶ貞山運河のことをいう。
古くから仙台南方の砂浜海岸には河口閉塞された小河川が多く、それによって生じた沼地などを連結して浜堤内側に運河が作られてきた。
伊達政宗時代に阿武隈川・名取川それぞれの河口付近を結び政宗の後、塩釜湾と七北田川とを結ぶ御船入堀も開削された。
明治になってこれら2つの堀をつなぐ水路が作られて、塩釜湾~阿武隈川河口付近を結ぶ貞山運河(別称、貞山堀)が作られた。 |
説明出典 | [1]若生達夫(1994):近世水運における中小河水の舟溜まり,季刊地理学(46),P.277
[2]田村浩喜(2012):仙台平野の海岸林における根返り被害,日本林学会会報,森林科学,P.1 |