名前 | 主堆砂垣 |
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よみがな | しゅたいさがき |
説明 | 海岸線に平行な人工砂丘を作る場合、砂の供給は一様でよいが、主風が海岸線と著しく斜交する場合には、風上斜面の凹凸がはなはだしく、かつ風下斜面は猫背形となりやすく、風に対して著しく不安定なものとなるようである。
そのため、このようなところにおいては、短い堆砂垣を主風に直角に設け、これらを結ぶ線は海岸線に平行にする。この方法は海岸線に平行に主垣を設け、さらにこれを中心として主風に直角な方向に短い補助垣(翼垣)を立てて堆砂を良好にする。ここでいう主垣を、主堆砂垣と解釈する。 |
説明出典 | [1]防災ハンドブック編集委員会編(1964):防災ハンドブック,技報堂,P.686
[2]村井宏,石川政幸,遠藤治郎,只木良也(1992):日本の海岸林 : 多面的な環境機能とその活用,ソフトサイエンス社,P.10 |