名前 | 潮垣 |
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よみがな | しおがき |
説明 | 潮垣は浜抱護の一つで、海岸線を守る場所であり、アダンやオオハマボウなどを植える。抱護とは、ある場所の周囲を山々や樹木で囲んで保護している状態のことを意味する。
潮垣、浜抱護は近世史の資料に頻出する風水用語でもある。首里王府は、18世紀の30年代から50年代にかけて、琉球における土地制度を含む村落の大改革を行っているが、その際のコンセプトが他ならぬ風水思想であった。 |
説明出典 | 琉球大学農学部(2007):沖縄本島北部地域における森林の管理利用に関する史的考察,琉球大学農学部学術報告(54),P.42 |