名前 | マツノザイセンチュウ |
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よみがな | まつのざいせんちゅう |
説明 | 《学名》Bursaphelenchus xylophilus
《分類》ヨウセンチュウ目アフェレンクス科 《説明》体長1mm程度の生き物でマツの中に入り込むことによってマツザイセンチュウ病を引き起こす。 夏から秋にかけて枯れて死んでゆく木の中で増殖する。木の中でマツノマダラカミキリの近くに集中し、マツノマダラカミキリが成虫へと脱皮するときに蛹室の近くにいたマツノザイセンチュウが新成虫にとりつく。 新成虫にとりついたマツノザイセンチュウは枯れ木から飛び出す成虫によって持ち出され、成虫がたどり着いた先の松の枝で新たな感染を引き起こす。枯れ木の中に残ったマツノザイセンチュウは枯れ木が朽ちるのにつれて死滅する。 |
説明出典 | 中島勇喜,岡田穣編著(2011):海岸林との共生,山形大学出版会,P.140 |