名前 | 河川港湾法 |
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よみがな | かせんこうわんほう |
説明 | 「1899 年河川港湾法」は、米国の可航水域(navigational waters)への汚物放流を禁止すると同時に、港湾の適正な管理運営と整備、また航路の開発と保全を目的とした連邦法である。
同法では、運輸長官、もしくは米陸軍長官(Secretary of the Army)と陸軍工兵隊(US Army Corps of Engineers)隊長(Chief of Engineers)による承認・許可を受けた場合に限って、港・港 湾・運河・河川において、橋・道路・ダム・水路を建設することができることを定めている。 許可を取らずにこのような建造物を設置した場合、また、水域に船舶や木材を放置して他の船舶の航行を妨害する行為を行った違反者に対しては、500 ドルから 2,500 ドルの罰金、及び懲役1年以内の刑罰が科せられることになる。 さらに、他船舶の航行を妨害する船舶や木材は、放置より30日以上、または緊急事態が発生した場合、米陸軍長官の判断により撤去措置が取られる。 その他に、陸軍工兵隊は、太平洋・大西洋・メキシコ湾・五大湖・プエルトリコといった海岸・ 河岸・湖岸における環境アセスメントなどの調査研究を行わねばならないことや、連邦政府についても、州・地方団体や民間セクターと協力して、ウォーターフロントの保護を目的とする事業や研 究活動に対する資金援助を実施する責務を定めている。 |
説明出典 | 自治体国際化協会ニューヨーク事務所(2006):アメリカにおける海辺を活用した交流人口の増加方策,CLAIR REPORT No.294,P.6 |